生まれるべくして生まれた歴史ある音楽

ブラックミュージックのヒップホップの話をしよう。ヒップホップは1970
年代後半のブロンクスで生まれた音楽である。当時の流行りはディスコだった。

ディスコは白人が黒人のリズム感に憧れて作った音楽だ(もちろん黒人による
優れたディスコも多い)。ディスコがかかっているクラブへの入場料は高く、
裕福な白人が多くを占領していた。

低賃金で働く黒人はクラブで遊びたくても高い入場料を支払うことは不可能
だった。

そこで彼らは路上へサウンドシステムを持ち込み、ブロックパーティーという
名のフリーパーティーを始めた。かける音楽は自分達の親が所有するソウルや
ファンクのレコードだった。

2枚のレコードのブレイク部分を連続してプレイするブレイクビーツや、
レコードを擦ってノイズを出すスクラッチなどのテクニックが発見され
ヒップホップは発展していく。

マイクを使って客を煽る人物はMCと呼ばれ、周りでダンスをする者が集まって
来る。ブラックミュージックは言わばDIYの音楽なのである。

伝統としてのワールドワイドミュージック

ジャズ、ソウル、ファンク、ヒップホップ、これらの音楽はブラックミュージック
であり、黒人の手によって生み出された音楽である。ジェームス・ブラウンや
JAY-Zなどの黒人アーティストによって数々の名曲は世に出されて来た。

しかしながら、ブラックミュージックの中の特にヒップホップは黒人だけの
音楽と言って良いのだろうか?
エミネムのよって白人でもラップは出来るということは証明された。

またDMCを始めとするDJのスキルを競う大会ではアジア人の優勢が続いており、
日本からも2人のチャンピオン(DJ KENTARO、DJ AKAKABE)が誕生している。
もちろん僕らが黒人の音楽を乗っ取ろうとしているわけでは決してない。

ブラックミュージックの生みの親として黒人の人々へのリスペクトも忘れては
いない。黒人を含むすべての人種がこの音楽で億万長者になろうとしているのだ。

ヨーロッパやアジアでのヒップホップ人気は高い。
ヒップホップは今やワールドワイドになっていると声を大にしたいのである。

東京、大阪…都会で聞くJAM

ブラックミュージック、それは黒人の叫びである。例えばジャズである。
1980年代後半から1990年代前半にかけてアメリカ南部で誕生した音楽だ。
それは黒人による黒人のための音楽。

自由度の高いインプロビゼーションは音の快楽を表現しつつ、自由への叫び
でもある。それは当時のブラックミュージックのカッティングエッジだった。
長い時を経て今は2007年。音楽の流れも変わって来ている。

現在のカッティングエッグはヒップホップである。
MCはマイクを握り己の言葉をライムで語る。
DJはお気に入りのレコードをスクラッチし尖った音を奏でる。

ブレイクダンサーは全身を使ってアクティブなダンスを披露する。
グラフィティライターは内なる闘志をスプレーと壁を使い表現する。
ブラックミュージックは眠らない街で流れ続ける都内の音楽なのである。

それはアメリカ国内だけに留まらず日本へも伝達された。東京、横浜、北海道。
さあ今夜も終わらないパーティーへ繰り出そう。

アメリカでは最もポピュラーなアーティスト

普段はJポップばかりを聞いていて、ブラックミュージックはほとんど知らない
という人も多いと思います。そういう人は雑誌のレビューや評論を見て、気に
なったアーティストから聞いていくといいでしょう。

好きなアーティストができれば、その人と同じレーベルからリリースされている
ブラックミュージックを続けて聞いてみましょう。

もし全くどれを購入すればいいかわからないという人がいるとしたら、まず
ジェームス・ブラウンから始めることをお勧めします。
彼は別名ゴッドファーザー・オブ・ソウルと呼ばれています。

正真正銘ブラックミュージックの神様です。
彼に影響を受けているブラックミュージックのアーティストは数えきれません。
それほど歴史的に偉大な人物なのです。

「(Get Up I Feel Like Being a) Sex Machine」は誰でも一度は聞いたことが
あると思います。

残念ながら2006年の12月25日に亡くなってしまいましたが、彼の楽曲
は私たちの心の中で永遠に歌われ続けるでしょう。

評論よりもまずは知ること

ブラックミュージックについてのお話です。
ブラックミュージックを訳すと黒人の音楽という意味になります。
ブラックミュージックが差す音楽のジャンルは幅広いです。

ブルース、ジャズ、ソウル、ファンク、ヒップホップ。
これらはすべてブラックミュージックです。
つまり黒人が生み出し、発展された音楽ですね。

黒人が表現するグルーヴはマネをしようとしてマネできるものではありません。
黒人による優れたブラックミュージックは黒人によって継承されていくのです。

昔はレコード、現在はCD、もしくはMP3で素晴らしいブラックミュージックを
楽しむことが可能です。iPodがあれば自分の好きな場所で楽しめます。
大音量で聞きたいという人はクラブへ行くことをお勧めします。

低音がビシビシ心臓に響き、一晩中眠ることができなくなるはずです。
ブラックミュージックは人間の心と体に何かを感じさせるパワーを持っています。
力強く繊細なブラックミュージックの世界へ旅立ってみませんか?